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冬場の室内トレーニング [自転車]

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最大酸素摂取量(VO2max)について、いくつか記事を書いていますが、
実を言うと、今は、最大酸素摂取量を上げるのに有効と言われているインターバルトレーニングを、頻繁にやっているわけではありません。

FTP(Functional Threshold Power)という尺度を基準したパワーベーストレーニングで、L3~L4レベル(by Coggan)のトレーニングを中心に行っています(といっても、FTPをちゃんと測定したこともないし、パワーメータも持っていません。ローラ台(Elite)のサイコンが表示するパワーを目安に、普段のローラー台の練習とCPXの結果からおおよそのFTPを推定してます)。自転車の世界では既に常識となっているトレーニング方法で、冒頭に載せた写真の本「Training and Racing with a Power Meter」に詳しいことは書かれています。本は買いたくないというかたは、ここが参考になると思います。

しかしながら、今までL3~L4レベルのWorkout(20minx2sets)及び筋トレ(たまに、高負荷のインターバルトレーニング)が中心でしたが、どうも頭打ちみたいなので、この冬はちょっと、トレーニング内容を見直すつもりです。
そこで、参考にしたのが、7 Tips for Climbing to the Top (トップへと上るための7つの秘けつ(極意))」とThe Next Level (次のレベル(段階?))」の記事。
ざっくりと内容を紹介すると、

7 Tips for Climbing to the Top
1.Cadence ケイデンス120rpmで10min(低負荷で)週1~2回。毎週5~10min増やして、1時間続けられるようにする。
2.Base Training 30~90minの週2回のロングテンポインターバル(zone 3=たぶんL3と同等) 期間は不明?
  この後、週2、3回のマッスルテンションインターバル(ケイデンス50rpmで10min x 2~3sets)を3週間。
3.Threshold Training 週3、4回の15min x 2~3setsのタイムトライアルインターバル(zone 4=たぶんL4と同等)を3週間
4.Anaerobic Training 詳細は不明ですが、たぶん、VO2max向上を目的としたL5レベルのインターバルトレーニング
5から7は、Technique Tips

The Next Level
トレーニングを積み重ねたが壁にぶつかっている人(たぶん?)がさらなる高みを目指すための4つのTipsが紹介されています。
1.総トレーニング負荷を15~20%増やすこと
  具体的には、月2,3回の5,6時間の長距離走
2.FTP又はFTP付近でのロングインターバルに集中する
  具体的には、FTPの91~105%で40-60minのインターバルを3週間。その後、FTPで60-90minまで増大させる。
3.各トレーニング間ではしっかりと休む
4.トレーニングの質及び量を重視する
  例えば、FTPでの4x10min(restは各インタバール間10min)は、FTPで20min&85%FTPで20minより良いとか、最後のインターバル、増強サイクル(要は各workout)の最後の週等を重視するとかが挙げられています。

この冬場(12月~2月)は、「7 Tips for Climbing to the Top」の1,2中心でいこうと思っています(2は、The Next Levelを加味して)。
3月~4月はマッスルテンションインターバルを経て、105%FTPレベルでのロングインターバルとThreshold Training 中心に、そして、4月後半から、長距離ツーリングを開始する、なんて予定を立てております。

こんな調子でトレーニングを積み重ねて、来年の夏頃まで、FTPを10%以上上げたいのですが...

Training and Racing With a Power Meter

Training and Racing With a Power Meter

  • 作者: Hunter Allen
  • 出版社/メーカー: Velopress
  • 発売日: 2010/04/26
  • メディア: ペーパーバック


by yuyu
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